試験の受け方
▢ 試験の受け方
試験は、受けたくなくても受けざるを得ないので、しょうがなく受けているという人が多いのではないでしょうか。
もし世の中から試験がなかったらどうでしょうか。定期試験や高校入試、大学入試や入社試験などもなく、
希望すれば好きな高校や大学、会社に入れたらどんなに素晴らしいでしょう。
現実の世界では試験はなくなりそうにありません。仕方なく試験を受けるのではなく、少しでも前向きな気持ちを持って試験を受けてみませんか。
もし世の中に試験がなかったら、どれぐらいの人が勉強をするのでしょうか。試験には「試験があるから勉強する」という要素もあるのようです。
試験によってモチベーション(やる気)を持つことも可能です。試験があることで勉強して実力を上げるいい機会でになります。
試験は実力を測定する一つの道具です。道具である試験に利用されるのではなく、利用する側になりましょう。
試験は「実力を上げるための道具」と考えます。「試験のために勉強する」ことでいろいろ学んだり身に着けたりすることができれば、
それだけで試験は自分の役に立っています。試験によって身に着けたことがあれば、試験の結果が良いから喜んだり、
悪いからと落ち込んだりする必要はなくなります。たとえ試験の結果が悪くても、
「今回はたくさん学ぶことができてよかった」と思えることを試験の目標にしてみませんか。
そんな余裕のあることは言っていられないと言う人もいるでしょう。
高校入試、大学入試、それに特殊な仕事をするために必要な資格を取るための試験では、その結果によって人生が影響されることもあるからです。
ただし「試験の点数さえ良ければいい」「合格させすればいい」という考えで勉強していると、
試験が終わったとたんに忘れてしまう「丸暗記」のような勉強法になってしまうことが考えられます。
大学入試試験では、この点がよく指摘されています。その場しのぎの方法でたとえ試験に合格しても実力が伴わないのであれば、
合格した後に苦労するかもしれないということも考えておいた方がいいかもしれません。
英語は特に「意外と長い付き合い」になる場合が多いのです。
長い目で見た時に、すぐに忘れてしまうその場しのぎの勉強法ではなく、確実に実力を身に着ける勉強法が重要になります。
※ モチベーションの記事 ⇒ コチラ
※ 英語とは意外と長い付き合い ⇒ コチラ