感じたり考えたりすることは…
▢ 感じたり考えたりすることは…
・※ この記事が正しい前提で読まないようお願いします。何かの考えるキッカケになれば幸いです。
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・興味や関心を持つことは人によって異なります。感銘を受けるモノも人それぞれです。
同じ映画を観ても、すごく面白いと感じる人もいれば、全く面白みを感じない人もいます。
自分が面白いと思った映画を友人や知り合いに勧めた時に、その人から「それほど面白くなかった」というような感想をもらった経験がある人もいるのではないでしょうか。
日本で大ヒットしたアニメ映画「君の名は」をアメリカのAmazonでレビューを見てみると、2021年5月現在1万5000件を超すレビューがあります。
そのうち、最高の「5つの☆」を付けた人が91%います。他の映画と比べてみても、この最高の「5つの☆」91%という数字は評価が非常に高い映画と言うことができます。
このように多くの人が面白いと思う映画でさえ、レビュー(コメント)の中には「全く面白くない」「つまらなかった」というようなものもあるのです。
・※「全ての人が同じ意見になることがない」ことは「不協和音」の記事を参照してみてください。
また、同じ映画を観て面白いと感じた人の間でも、面白い思う箇所や印象に残っている箇所は、人によって違うのではないでしょうか。
・※ こちらは「モモ」の記事を参照してみてください。
・同じ映画を観たり、同じ本を読んだりしても感じることは人によってそれぞれ違います。
これは映画とか本だけではなく日常生活においても同じことが言えるように思えます。
小学生や中学生の時には、遠足に行くことがあります。文化祭や体育祭のような行事もあります。
同じクラスの同級生であれば、同じ場所にいて同じ時間を過ごすことになります。
そのように同じイベントを一緒に参加して時間や空間を共有しているのに、そのイベントに対する印象なども人それぞれです。
「すごく面白かった」と思う人もいれば、全く記憶に残っていない人もいたりします。
また「すごく面白かった」と思う人の間でも、面白かったと感じた場面や印象に残っていることも人それぞれなのです。
同窓会などで、一緒に過ごしたいろいろなイベントの話題になっても、記憶に残っているところが人によって違うのを知るのも興味深いものがあります。
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・同じ時間、同じ空間を共有して同じ経験をしているのに、なぜ人によって感じ方が異なるのでしょうか。
その時の体調も関係しているかもしれません。性格や生活環境などの要因もあるでしょう。
好きなことや興味のあることも影響しているかもしれません。家族や友人などの周りの人の影響もあるように思えます。
その他の要因として考えられるのは、その人がそれまでどのような生活をおくり、どのような経験をし、
そしてその経験をした時に何を考えたか、あるいは考えなかったか… によっても感じ方などは大きく異なってくるような気がしてなりません。
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