「36度5分」か「36.5度」か
この記事は英語と関係ありません。正しいという前提で読まないようお願いします。
▢「36度5分(36ド5ブ)」か「36.5度(36テン5ド)」か
天気予報などで気温を表す時に、民放では、36.5度(36テン5ド)のように言っていたのにNHKだけ36度5分(36ド5ブ)と言っている時期がありました。
その前は民放でもNHKと同じように36度5分(36ド5ブ) と言っていたような気がします。
それが、2019年ぐらいだったと思うのですが、NHKも民放と同じように36.5度のように表現するようになり少し驚いたのを覚えています。
恐らくTVやラジオだけでなく、一般の人も36.5度(36テン5ド)と言うのが普通になっているのではないでしょうか。
ときどきTVで、白黒の時代の昔のニュースを紹介するようなことがあります。
その 当時の気温を紹介したニュースなどを、今から何年後かに若い人が観た時に「36度5分(36ド5ブ)」というような言い方に違和感を覚えるかもしれません。
気温ではなく体温を表す時に、以前は36度5分(36ド5ブ)という言い方が一般的でしたが、2023年現時点でどれぐらいの人が「36度5分(36ド5ブ)」という言い方をしているのでしょう?
体温を言う時に、もしかしたら多くの人は「36.5度」のような言い方をしているのではないでしょうか。
言葉は生き物で変化をしていきます。この「36度5分(36ド5ブ)」「36.5度(36テン5ド)」という言い方も、言葉が生き物であることを表しているかもしれません。
▢ インターネットでNHKで2011年に作成されたと思われる下記の記事を見つけました。
当時から気温をどのように伝えるかが議論されていたようです。
●「36 度 5 分」か「36.5 度」か (クリックすると外部のリンクが開きます)
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