どの英語レベルを希望しますか
[一般][この記事は現在学校で英語を勉強している人は対象としていません]
▢ どの英語レベルを希望しますか
※ この記事は「英語を始めましょう」の一部の情報として書いています。
英語の必要性は人それぞれ違います。英語を勉強する全ての人が完璧な英語を身に着ける必要はありません。
自分が必要とする英語のレベルに合わせて勉強すればいいのです。
正しくきれいな英語を使いたい、話したいと思えば、次第に細かいところまで気を使う必要があります。
英単語や用法が怪しい場合は、その都度辞書などで確認する必要があります。確認をして正しいとわかったことは自身を持って使うことができます。
もし、正しい英語でなくても「とりあえず外国の人と意思疎通ができればいい」ということであれば、
細かいところまで気をつけたり、怪しい単語や用法をその都度確認する必要はないと思います。
どのレベルの英語を望むかは、日本に住んでいてよくテレビなどで見かける外国人を参考にすればイメージしやすいと思います。
外国出身の力士の中には「はほぼ完ぺきな日本語」を話す人がいます。外国出身と知らなければ日本で生まれ育ったと勘違いする人もいるぐらいです。
日本語がうまいのは、日本語しか使えない環境で何年も生活してきたのが大きいと思います。
それに加えて、間違えた日本語を話した時に間違いだと指摘してくれる人がいて、正しい日本語が話せるよう根気よく接してくれる人の存在も忘れてはいけません。
英語を勉強しているのが大人の場合、何回かは間違いをしても指摘してくれますが、それが繰り返されるとそのうち直してくれなくなることが多いのです。
これは、間違いを気にするばかりに話さなくなったり興味を失うより、「間違いを恐れず積極的に話してほしい」という教える側の思いも影響していると思われます。
次は日本語のレベルが「完璧に近い」人です。見た目は日本人で、話しているのを聞いてもほぼ完ぺきです。ただ注意して聞いていると時々不自然に感じるところがあります。
「日本で生まれ育った人ではないな」となんとなくわかるぐらい、ほぼ完ぺきな日本語のレベルです。
もう一歩進んで完璧にするためには、細かいところまで指導してくれる人の存在が必要なようです。
大阪人が「いくら大阪弁を上手に話しても、大阪で生まれ育っていない人は絶対にわかる」というのをよく聞きます。
これは、「いくら日本語がうまくても、日本で生まれ育っていない人はなんとなくわかる」のによく似ているかもしれません。
NHKの朝ドラで、大阪人出身ではないのに完璧な大阪弁を話す俳優がいます。これは本人の努力だけでなく方言指導をしてくれている人の存在があるからだと思います。
その次は、少し変な印象を受けるものの、ほぼ正しい日本語を話す人や、何年も。何十年も日本に住んでいるのに、変な日本語を使っている人のレベルです。
でも、聞いたことは理解できていて、意思疎通も問題なくできています。
このタイプの人は、細かいところまで気にしないで「とりあえず意思疎通ができればいい」と考えているようです。日本語の上達もある程度のところで止まっていると思われます。
その他に、何十年も日本に住んでいるのに、カタコトの日本語しか話せない人も多くいます。
日本語で十分な意思疎通ができなくても、自分の母国語だけでも日本の生活に支障がないのでしょう。特に英語を話す人に多いような感じがします。
このように、レベルがさまざまな外国人の日本語を参考にして、自分が英語を勉強する時に「日本語だったらこのように聞こえるレベルの英語」にしたいと考えると
どれぐらい頑張ればいいかの目安になるかもしれません。