単語の仕分け②
新規単語を覚えるだけでなく、基本的単語も深めていきましょう!
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① 新規で出てきた重要な単語を覚えるのは大切です。横方向に幅を広げるようなイメージです。
・それとあわせて
② take/ make/ speak 等の基本的な単語をより深い使い方を覚える努力も重要です。縦方向に深めていくようなイメージでしょうか。
よく使う基本的な単語は奥が深いものです。知らない使い方があるので深めていきたいものです。
・他の語と組み合わせて句動詞・イディオムなどと呼ばれるものが作られる場合もあります。
たとえば、hold on が wait の意味ということを知らないと相手が何を言っているのかさっぱりわからなくなる可能性があります。
意味を知らないと全く想像すらできない場合もあるので注意が必要です 。しかもこの[動詞] + [前置詞] という句動詞は、日常会話でよく使われます。
・単語の中には文章でしか使われないものがあります。
そのような単語より日常会話でよく使われる表現を学んだほうが、いざ英語を使うことが必要になった場合により役にたつものです。
高校入試などの長文問題でも、より役に立つ日常会話のやりとりが多く取り入れられています。
以前は教科書で arrive at とともに reach を習うことはあっても get to は教科書に出てこなかったように思えます。
最近は reach は高校で習うようになり、その代わりに日常会話でよく使われる get to を習うように変わってきています。
・また、同じ意味合いでも聞いた感じが異なる複数の単語が存在する場合があります。
have (持つ)と possess (所有する) や、catch (捕まえる)と arrest (逮捕する)、Sure. (わかった、もちろん) と Certainly. (かしこまりました)
のように使う表現によって受ける印象が異なってきます。状況によって使い分けをする言い方があることも少しずつ覚えていきたいものです。
・新規で出てきた単語は重要だと考えている人は多いと思うのですが、基本的な単語の使い方を深めることをそれほど重要だと思っていない人が多いような気がしています。
新規の単語を覚えていくくらい重要であることをより意識したいものです。
※[文中の単語・句動詞に関して]
・教科書には、hold on (特に電話で「待つ」) / possess (所有する) は出てきません(高校で習います)。