都立高校入試での英作文の準備
□ 都立高校入試での英作文の準備
□ ポイント
① 長文問題の配点が68点に対して、英作文は12点です。
㋐ 長文問題に力を入れて、余力があれば英作文をするようにするのが良いかもしれません。時間をかけて作文を完璧にしても得られる点数は最大12点です。
㋑ テストの配点からだけ考えれば、英語の長文問題に7の時間を使うとすれば、英作文は1の時間を使います。リスニングは2になります。
比率で表すと ⇒ 長文 : リスニング : 作文 = 7 : 2 : 1 … 東京都立入試の得点比率だけで考えれば、作文に使う時間は英語全体の勉強に使う時間の10分の1ということになります。
※ 英語の勉強時間の配分は、得意・不得意やその他の状況によって変わります。
② 英作文は、好きな英文を書くのではなく、少し長めの英文を読んで、それに対して英文を作成する形式です。
※ 英語長文を早く読んで内容を理解する必要があります。
前後の文とつながり、内容がまとまっていることが必要です。
完璧な英文でも、質問の内容と関係ない場合は点数がもらえない可能性があります。
※ 試験の前に英文3つを丸暗記して解答用紙にそのまま書いても、質問の内容に合っていなければ意味がありません。
実社会の事実に100%あっている必要はありません、よく知らないことに対しては曖昧な言い方をしましょう。
ただし、英語以外のことに対しても多少知識があると有利です (例えば日本のことや環境のことなど) … 日頃から社会や周りのことに興味を持っておくことが大切です。
③ 上の②で書いているように、英作文を書くためには、長文を読んでだいたいの内容を理解する必要があります。
英作文の練習は別に進めるとしても、実際の試験の問題を回答するためには、まず長文を読んで内容を理解する力は必要になります。
④ 時間をかけて作れない英文は、試験の時にとっさに作れるものではありません。試験前に英作文をする練習がある程度必要です。
⑤ 別項目で紹介する英語の決まった言い方(表現)は、作文をする時に「役に立つアイテム」になります。
このような決まった言い方(表現)は、試験だけでなく実際に英語を使う場面でも役にたつものばかりです。
⑥「採点のポイント」にも記載されているように「単語のつづりを5個間違えたらマイナス5点」ではありません。
テスト中に必要以上ににつづりを正しくすることに時間を使ってはいけません。あれこれ悩んで時間を使うと長文問題を解く十分な時間が取れなくなる可能性が出てきます。
⑦ 細かいミスをすることを恐れないようにしましょう。
次の3つに関しては、間違えないで文章をつくるのは英語を何年も勉強した人でも難しい場合があります。
ただ、間違えたり、付け忘れたりしても大きな問題になることはほとんどなく、ほとんどの場合言いたいことは伝わるものです。
これらを正しく使えることに多くの時間を使うのであれば、その時間を他のもっと大切なことに使いましょう。
㋐ [三単現] の s をつけること
㋑ [複数形] の s を付けること
㋒ [冠詞]と呼ばれる the や a や an を正しく使うこと
□ [ご参考情報] 令和5年度 (2023年02月実施)の東京都立高校入学試験、英語の採点のポイント
※ 実際どのような基準で作文が採点されているか知ることで、どのように英作文を取り組んでいいか役に立ちます。
□英作文の「採点のポイントの記述」
○<条件>に従って,三つの英語の文で適切に書かれている。
<条件>
・前後の文につながるように書き,全体としてまとまりのある返事のEメールとすること。
・Mike に伝えたい内容を一つ取り上げ,それを取り上げた理由などを含めること。
※受検者の多様な表現を積極的に評価する。
□ 欄外に記載されている補足説明
各学校において,採点のポイントを踏まえて『部分点の基準』を作成し,『部分点の基準ごとの点数』を定めること。
なお,受検者の実態等に応じて,次の例のように詳細な基準を定めることができる。
・ 「○○について××が書かれている。」のように,具体的な内容を加えること。
・「○○と△△が書かれている。(3点)」「○○が書かれている。(2点)」「△△が書かれている。(1点)」のように,段階を設け,段階ごとの点数を設定すること。
・ 「誤字が一つ以上ある。 (1点減点)」のように,部分点の基準を加えること。

※「英作文」に関する記事 ⇒ コチラ