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長期休暇の後は…

2023-08-17話題 (その他・英語に関係ないもの)


長期休暇の後は…

世の中には、さまざまな理由から「学校に行きたくない」と思い、不登校になってしまう人がいます
私の場合、小中学校・高校ととおして「学校に行きたくない」と思ったのは、宿題をやってない…など特別な状況の時を除いてありませんでした。
夏休みなどの長期休暇の後も、特に「学校に行きたくない」とは感じませんでした。休みも好きでしたが学校に行くこともそれほど苦でなかったからだと思います。
そんな私が、不登校になる人の気持ちがなんとなくわかったような気持ちになったのは忙しく仕事をしていた時のことでした。
厳しい開発スケジュールでほぼ毎日8時間残業し、休日も出勤していた時のことです。忙しく働いている間は仕事に必死で「仕事をしたくない」と考える暇もありませんでした。
そんな忙しい時でも、まとめて休むことができる夏休みや正月休みのような長期休暇がありました。
そのような長期休暇には、だいたい田舎に帰ってのんびり過ごしていました。休みの残り日数が次第に少なくなってくると
「休みの残り3日間」、「残り2日間」、「残り1日」…とカウントダウンが始まります。
そして、長期休暇の最後の日になると「あ~あ、明日からまた仕事かぁ…」と考え「仕事したくないな…」と憂鬱(ゆううつ)になりました。
この時、「学校に行きたくないというのはこのような感じなのか」…と不登校になる子どもたちの気持ちがなんとなくわかったような気がしました
休みが終わり、また仕事が始まると初日からフルスロットルで仕事をしなければなりません。「仕事したくない」などと考えている暇もありませんでした。
長期休暇の前と同じように、また忙しい日々が続いていき、しばらくするとまた別な長期休暇になる…というような生活を繰り返していました。
長期休暇が残り少なくなると、いつも「仕事に行きたくないな…」と思っていました。
「学校に行きたくない」とか「仕事に行きたくない」と思うことなく学校や仕事に行くことができるのが一番いいことだと思います。
ただ、中にはどうしても学校や仕事に行きたくないと思う人や行けなくなる人が出てきます。
無理して学校や仕事に行って病気になったり自ら命を絶ってしまうようなことになるようなら、学校に行かないとか仕事に行かないとか
現在の仕事を辞めて別な仕事をしてみることも選択肢の一つと考えてもいいのではないかと思っています。
そろそろ2022年のGW (ゴールデンウィーク)も終わりになります。
「行きたくないな…」と思うことなく、休み前と同じように再び学校や仕事に行ける人が一人でも多くいる世の中であることを祈ります。