ローマ字に引っ張られる英単語の発音 [ご参考]
[ご参考]
▢ ローマ字に引っ張られる英単語の発音
※「気分転換」的に気軽に読んでもらえたらと思っています。
日本語では、初めて見る漢字でも、その漢字の「へん」と「つくり」から、「だいたいこのような発音」…という想像がつきます。
英語では、初めてみる単語でも、知っている単語の発音の傾向から「こんな感じの発音」と判断して発音します。
英単語やローマ字表記の単語を見た時に、日本人は日本語(ローマ字)の傾向に従って発音し、英米人は英語の傾向に従って発音します。
この発音に関してこのような二つの経験をしました。
1⃣ 以前働いていた会社の英国の現地法人に Nigel という名前の人がいました。日本人はローマ字式に「ニジェール」と発音しました。
そのたびに、英国人から「ナイジェル」と名前の読み方をなおされました。
Nigel は、日本語的には(ローマ字読みでは)「ニジェ(ー)ル」ですが、英語的には「ナイジェル」なのです。
※ Nigel [náidʒəl] の「i」[ái] の発音 ⇒ コチラ
2⃣ イギリスにいた時に、お店で商品の予約をして申し込み用紙に自分の苗字「Omiya」を記入しました。
受け取りに行くと、私の名前を「オマイヤ [Omaiya]」と呼ばれました。
Omiya は日本語的には「オ(ー)ミヤ」ですが、英語的には「オマイヤ」なのです。
この日本語式の読み方(ローマ字読み)と英語の読み方の違いが、
英語の勉強を始めて英語の単語を見た時に、日本語的発音と英語の発音との違い戸惑い、
時にそれが英語を学ぶ時の障害の一つになっているような感じがしています。