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年賀状 … 最後の砦(とりで)

2025-01-12話題 (その他・英語に関係ないもの)

※ この記事は英語とは関係ありません正しいという前提で読まないようお願いします

年賀状 … 最後の砦(とりで)

 年賀状の意味合いは人によって違うと思います。
 私の場合、年賀状は「最後の砦(とりで)と思っています。

 最近の10代、20代の人は生まれたときからパソコンや携帯電話があり、友達や知り合いとのやり取りは
 もっぱらそういった機器を通して行っているのではないでしょうか。

 私の場合は、そういった機器を使う前に知り合った友人や知り合いがいて、その中には、Mail アドレスや携帯の電話番号すら知らない人がいます。
 そういった人たちもスマホを持っていたり、SNSを使っていたりするのでしょうが、今まで教えてもらう機会もなかったため、
 連絡をとるのは、もっぱらその人たちの住所宛てに手紙やハガキを送ることになります。

 電話番号やMail アドレスやSNSを教えてもらっても日ごろやり取りをしないことが予想されるので、聞いたりすることもありませんでした。
 そのように日ごろやり取りをしない人たちと唯一繋がってきたのが「年賀状」だったのです。
 もし年賀状のやり取りもなくなると、私的には、いよいよ「付き合い・繋がり」がなくなったことを意味しています。
 別な言い方をすると「年賀状は最後の砦(とりで)」なのです。

 年賀状作成は、以前に比べると楽になったものの、それでも年末の忙しい時期に負担に思える作業です。
 ただ、それでも続けてきたのは「最後の砦」を守るため … のような気がします。

 年賀状のやり取りに関係なく、Mail や LINE などでやり取りをしている人がいます。
 そういう人たちは、たとえ年賀状のやり取りをしなくなっても付き合いは続いていくかもしれません。
 ほとんどの人と電子機器を使って連絡したりやり取りをしている人たちにとっては、年賀状は特になくても困らないモノなのかもしれません
 私の場合は、そういった連絡手段を持たない友人や知り合いもいるため、年賀状が最後の砦になっている一面があります。
 もし自分か相手のどちらかが引っ越して、住所変更の連絡をしなかった場合は、もう連絡する術がない人たちがいるのです。

 以前は楽しく話したり同じ時間や場所を共有していた人たちも、年賀状でぎりぎり繋がっている関係になっている場合もあります。
 遠く離れて住んでいて、日ごろ話す機会もないので、だんだんつながりが薄くなっていくのは仕方のないことだと感じています。