空がせまい
※ この記事は英語とは関係ありません。正しいという前提で読まないようお願いします。
・
▢ 空がせまい
・
・家の窓を開けた時にどんな景色が見えますか?
ある程度家がならんでいる住宅街の場合、周りより小高いとか、建物でいうと3階以上の場所の場合は別ですが、
ほとんどの家の窓から見えるのは隣や近所の家ではないでしょうか。
・「空がせまい」と言ったのは、私の田舎の友達のところに結婚してよその土地から来た奥さんの言葉です。
私の田舎は四方が山で囲まれたところです。ずっと住んでいると気が付かず、言われて初めて気が付いたのですが
他所(よそ)の土地に住んでいた人の目からは四方が山で囲まれている私の田舎の空はせまく感じるようなのです。
・その話を聞いてから、よその土地はどうだろう…と興味を持ち始めたのです。
確かに、平野では周りに山がないので、その分空は広そうです。
ただ、いろいろな場所に立って空を眺めてみた時に「人が思っているほど空は広くない」ということに気が付いたのです。
学校のグランドや公園など高い建物が建っていない場所であれば、空の広さをある程度感じることができます。
ただ山がない代わりに、住宅地では建っている住宅が空を狭くしています。
空だけではありません。家の窓を開けて外を見た時に、どれほど遠くの景色まで見えるのでしょうか。
数十メートル先まで見える家もあるでしょうが、家が建っている場所によっては
部屋の窓を開けると「景色」と言えるかどうかよくわからないほど近い距離のところか見えない家もあるのではないでしょうか。
実際、私が以前住んでいたアパートの窓からは隣の家の壁しか見えませんでした。
ジョギングやウォーキングをしている時に、この家からはどんな景色が見えるのだろう…と時々想像してみます。
私が見た限りでは「この家からの景色は、おそらく素晴らしいだろうな」… と思える家はそれほど多くないのです。
・私の田舎では、平野と比べたら空はそれほど広くありません。
でも、どこの窓からも都会の一般的な家よりもずっと遠くの景色を見ることができます。
・
・
・
・