森永 卓郎さんが亡くなりました
※ この記事は英語とは関係ありません。正しいという前提で読まないようお願いします。
□ 2025年01月28日、経済アナリストの森永 卓郎さんが亡くなりました
森永 卓郎さんは、東京大学経済学部を卒業された後、誰でも知っているような有名な会社に勤められ
その後、獨協大学で教授をされながらテレビ番組などに出演されていました。
森永 卓郎さんは、どちらかというと「裕福な層」に属されていた方だと思います。
普通、人は自分や自分の所属するグループを守りたがるものです。
裕福な人は、裕福な層やその権利などを守りたがる傾向があるように思えてなりません。
ところが、森永 卓郎さんは、経済的弱者の味方で、ずっと経済的弱者に寄り添われていたのでした。
国会議員などのほとんどは、裕福な人たちです。
テレビ番組などで、何か討論をしたとしても、出席する人たちもほぼ裕福な人ばかりです。
そのような討論に出席している芸能人能人の方も、ほとんどの人は裕福な層に属していると思います。
経済的弱者・社会的弱者には有名な人やテレビに出演して、そのような場で発言できるような人はまずいないと言っていいと思います。
経済的弱者には力がなく、何か言いたいことがあり発言しようと思ってもそのような場はありません。
仮に発言するような場があり発言したとしても、誰かに聞いてもらえることはほぼないのです。
経済的弱者・社会的弱者の声が世の中に届く機会は、普通であればほとんどありません。
そのような中、森永 卓郎さんは、経済的弱者・社会的弱者のために発言し続けてくれていたのです。
力を持った人が本当にすべきことは弱者のために力を尽くすことだと思っています。
ただ、現実はどうでしょう。そのようなことをしてくれる力や発言力を持った人はほとんどいないように思えてなりません。
有名で力や経済力を持った人はたくさんいます。そのような人が発言したり動くのは、その人たちが属する社会のためのことばかりなのです。
森永 卓郎さんは「弱者のために力を尽してくれる数少ない人」だったのです。
現在、経済的弱者・社会的弱者にとって生きづらい世の中になっています。
そのような世の中において森永 卓郎さんの存在は、数少ない「勇気を与えてくれる人」「数少ない希望の光」だったのです。
森永 卓郎さんが亡くなられたことで、発言力がある数少ない経済的弱者・社会的弱者の味方の方が一人いなくなってしまいました。
私自身には、何の力もなく、このサイトも限られた方が訪問されているだけです。
それに森永 卓郎さんと知り合いでもなければ、お会いしたことさえありません。
それでも 森永 卓郎さんには、どうしても感謝を伝えさせていただきたかったのです。
本当にありがとうございました。