花束はいらない
※ この記事は英語とは関係ありません。正しいという前提で読まないようお願いします。
□ 花束はいらない
映画やテレビドラマの収録が終わった時に、出演者にたいして花束を贈る光景をテレビなどで見たことがあると思います。
花束を渡すのは映画やドラマの宣伝という一面もあるのでしょう。
その光景を見た時に「あの花束は枯れたらゴミかな」とか「受け取っている人は本当にうれしいのだろうか」とか考えてしまうのは私だけででしょうか。
一般の生活において、花束を贈ったりもらったりするのは、本当に全員がうれしく思っているのだろうか … と疑問に思ってしまうのです。
実際に花が好きで、花束をもらってうれしいと感じる人もいると思います。
それに、私自身が関係しなければ、誰が誰に花束を贈っても贈らなくても、私にはどうでもいいことなのです。
ただ「花束をもらってうれしいとは思わない人もいること」も少しは考えてほしいという出来事がありました。
私が、以前働いていた派遣先では、その職場を去る時に花束を贈る習慣がありました。
私が、その職場を去ることが決まった時に、花束を手配しているだろう … と思われる人を知っていたため、
その人に花束ではなく植木にしてもらえないか事前にお願いしていたのです。
いざ、私が勤務する最後の日、仕事が終わり、いつものように職場の人が集まり私に渡されたのは花束だったのです。
「あ~あ」と残念な気持ちになったいうのが正直なところでした。
私は、外に自然に咲いている花をみるのは嫌いではありません。
しかし、花を買ってきたり摘んできたりして部屋に飾ったりしよとうは思わないタイプの人間なのです。
花束をもらうのが好きでない理由ですが、まず持って帰るのが大変だということです。
自動車で通勤しているのならいいですが、自転車や徒歩、電車など使って通勤していたら花束は荷物(じゃま)になってしかたありません。
花束を何とか家に持ち帰ったとしても、その後も大変です。花を飾る習慣がないので花瓶はありません。
適当な入れ物に水をいれて花束を飾ったとします。
しばらくは、もらった時の状態を維持していても1週間ほどでその花束はゴミになってしまいます。
面倒なことが嫌いな私には、花束を捨てるのも面倒で、最近はゴミを捨てるのも無料ではないのです。
世の中には、私のような人間も少なからずいると思っています。
全ての人が花束をもらってうれしいと感じるとは限らないのです。
私の場合、花を見て楽しむのなら、自然に生えていたり人の家の庭などで育てられている花を遠くから見るだけで十分なのです。