令和の米騒動
この記事は英語と全く関係がありません。正しいという前提で読まないようにお願いします。
□ 令和の米騒動
円安などの影響で、いろいろなものの価格が上がってきました。
パンや玉子などの値段が少しずつ上がるなか、米の値段だけはあまり上がらないでいました。
自分の中で「米は優等生」だったのですが、最近は一番値上がりしたものが米のように感じています。
急に値段が上がった一番の原因が「(2024年) 8月8日の南海トラフ地震の臨時情報の発表」と思っています。
地震に備えて備蓄などを呼び掛けたためか、米を購入する人が増えスーパーから米が消えました。
政府が備蓄米を放出してくれていたら、多少はよかったのでしょう。ここまで米の値段が上がることもなかったような気がしています。
政府は「新米が出れば解消される」として備蓄米の放出はなく、スーパーの棚から米がない状態がずっと続きました。
米が買えない状態が長く続いたことが、米の値段を上げた原因のように思っています。
米が買えない状態になる前は、5キロで千円台の米もありました。5キロ3千円台のものは私には高級品で、以前は購入したことがありませんでした。
私が好きな「ユメピリカ」は、安売りの時には税抜きで5キロ1980円の時もありました。
米がスーパーの棚から消えたため、インターネットでカリフォルニア米を購入してみました。
8キロ税込みで4980円でした。カリフォルニア米を購入するのは初めてでしたが、
購入した米には、おいしいという書き込みもあったため少し期待していました。
実際に食べてみると、私にはおいしく感じませんでした。
今回購入したものは、日本で作られている米の種類とは異なり、米の粒が長く少しパサつくためピラフ・チャーハン、カレーなどに合うと言われている米です。
日本の米のつもりで食べたため、期待ハズレだったのです。
土鍋を使ったある程度いい炊飯器を使っているのですが、その炊飯器をもってしてもダメでした。
8キロあるので、食べきるまでに結構長い日数がかかりました。
カリフォルニア米を食べるまで「ご飯はおいしい」というのが当たり前だったので、ごはんを食べるのが正直きつい時期でした。
カリフォルニア米を食べきった後に、ネットで購入していた「こしいぶき」という米を食べました。
久しぶりの「こしいぶき」でしたが、ごはんだけでも十分おいしいのです。
米の値段が上がる前、「こしいぶき」は、安い時は5キロ税抜き1800円ほどで買えていましたが、今回は5キロ税込み3600円しました。
適当に購入したのではなく、検索してなるべく安いものを買ったのにこの値段です。
近くのスーパーでは同じ銘柄の米が5キロ税抜き3700円ほどしています。
最近は、コープでも以前のように棚に米が並ぶようになりました。
ただ、値段は最低でも5キロ税抜き3000円以上するのです。以前1500円ほどで買えた米でも3000円以上するのです。
普通の銘柄米なのに、「以前であれば絶対に購入しない高級米の値段」がするのです。感覚的には、米は数年前の倍の値段がしています。
「高ければ買わないモノ」であればいいのですが、主食のお米は高くても買わなければならないのです。
高いけれど、ごはん抜きで「おかずだけの食事」は余計食費が高くなります。
また、たまの麺類はいいのですが、ずっと麺類は耐えられません。それだけごはんが好きなのです。
最近の米の値段にはちょっとまいっています。
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