絵美は木の下に立っている女の子です
「絵美は木の下に立っている女の子です」
□ 日本語を読んだ時に「~は」という部分が主語で、動詞が「です」になるため、Emi is と続ける必要があります。
※ 日本語を英語にする場合も、日本語を英語にする場合も、[主語] を見つけるのが基本になります。
複雑でない文の場合は、なんとなくやっていてもできるかもしれませんが、文が複雑になってくると [(述語)動詞]はどれで、[主語]はどれかを正しく判断する必要性が出てきます。
※ 下記の二つの英文は同じような意味ですが、「絵美は木の下に立っている女の子です」の英語は ① になります。
① Emi is the girl standing under the tree.
② The girl standing under the tree is Emi.
※ ② は文法的に間違えていませんが、日本語とマッチしていません。
試験は理解しているかどうか確認するのが目的です。
試験で与えられた日本語に対して ② の英文を書いた場合、私が採点する立場であれば、少し点数を上げても満点にすることはありません(正しく理解していないと考えるためです)。
□ やり取りの中で考えればわかりやすいかと思います。状況によって ① と ② を使い分けています。
※ ① と ② で使われる状況が違います。二人のやり取りを適当に考えてみました。
①[質問]「絵美って子探してるんだけど、知ってる?」
・ Emi is the girl standing under the tree.
「絵美は木の下に立っている女の子です」
※ 「絵美って子探してるんだけど、知ってる?」という質問に対して「木の下に立っている女の子は絵美です」というのは不自然です。
②[質問](指をさしながら)「あの女の子誰?」
「木の下に立っている女の子なら絵美です」
・The girl standing under the tree is Emi.
※ 「あの女の子誰?」の質問に対して「絵美は木の下に立っている女の子です」というのは不自然です。