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いつも行っている銀行、郵便局、スーパーなどには、迷わず遠慮なく the をつけましょう

冠詞

[中学][高校]
いつも使っている(行っている)銀行、郵便局、スーパーなどには、迷わず遠慮なく the をつけましょう
 
 ※ ただし、いつも行っているからと言って、生徒として行っている場合、学校などには the をつけません
  a / an / the [冠詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
   ・
 
 □ いつも使っている(行っている)銀行、郵便局、スーパーなどに the を付けて言うことにより、聞いた人はどんな印象を受けるのでしょうか?
   その話を聞いた人は、その銀行などを実際に知らなくても「あ~、この人がいつも使っている銀行のことなんだ」と理解することができるのです。
 
  その時使う the は、「私の住んでいる場所の近くに銀行があって、その銀行をいつも使っているの」 と毎回言う代わりに the を使っていきなり「その銀行に今日行ってきたの」と言うことができる … と考えてもらってもいいです。
   ※ 上記の「私の住んでいる場所」というのは、「昼休みに銀行に行った」という場合は「私が働いている場所の近く」と言う意味にもなりえます。
 
 □ では、the ではなく a になる場合はあるのでしょうか?
  「今、旅行をしているんだけど、今日は絵葉書を出しに郵便局に行ったんだ」という場合は、the ではなく a になります。
  この話を聞いた人は「この人は、『ある』郵便局に行ったんだ」 … のように理解できます。
 
 
  共通認識があるモノに the を付けるのではないの?
  「話し手と聞き手に共通の認識があるモノには the を使う」というthe を使う時の目安(判断基準)があります。
  たとえば食事中、ある人に「塩、とってくれない」とお願いした場合、お願いされた人は初めてその家に遊びに行ったとしても
  テーブルに塩の入れ物が一つしかなければ、お願いした人は「その塩」のことを言っています … 話し手も聞き手も「どの塩のことを話しているか理解できる」 … これが共通認識の一例です。
  この目安(判断基準)をもとに「話題に出す銀行や、郵便局、スーパーを知らないのなら the ではなく a にすべき」だと言う人も少なくありません
   ただ、よく考えてみてください。人によっては友人や知り合いがたくさんいる人もいます。
  直接会う機会のある人もいれば、直接会わないで、電話や Mail、SNS などを使ってやり取りをしている人もいると思います。
  「この人には、よく使うスーパーの話を以前したことがある」とか「この人には、そのスーパーの話をするのは初めてだ」 … などと覚えていたり記録しているひとはほとんどいません。
  また、1対1ではなく、何人かの人に話す場合もあります。
  たとえば、5人の人に「今日、銀行に行ってきたんだ」と言う場合、1人はどの銀行か知っていて、2人は知らなくて、残りの1人はどうかわからない … のような場合もあるハズです。
  こんな時に「共通認識」で判断しようとしても、判断できないのです。
  そんな時「うちの近くに銀行があってさ、いつもその銀行使っているんだけど」「今日、その銀行に行ってきたんだ」などと
  毎回説明しなくてもいいのが今回説明している「便利な theなのです。

   

 □ a / an / the を冠詞と言います。冠詞を正しく使うことは、英文法の中で一番難しいものの一つです。
   ただし、冠詞を間違えたり、付け忘れたりしたからといって、ほとんどの場合は大きな問題にはなりません

冠詞