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平金鉱山 (ひらがねこうざん)

2023-09-23話題 (その他・英語に関係ないもの)

※ この記事は英語とは関係ありません正しいという前提で読まないようお願いします

平金鉱山 (ひらがねこうざん)

私の実家があったところから、少し行ったところに「平金鉱山」という鉱山がありました。
1918年(大正7年)に閉山したらしいのですが、繁栄期には鉱山労働者やその家族約3500人が暮らし
集落には病院や郵便局、芝居小屋、私立小学校や映画館まであったようなのです。
今は、そこに集落があった痕跡を探すのも大変なくらい当時のものはほとんど残っていないようです。
その「平金鉱山」の話を聞くと、そんな大きな集落があり多くの人が住んでいたのが信じられないくらいです。

私の実家は岐阜県飛騨地方の山の中にありました。
誰も住まなくなり、取り壊されて今は建物も残っていません。
子供のころを過ごした実家があった地区は、学校の校下で地区対抗の運動会があったり
秋祭りには出店がでたり結構にぎやかなところでした。
現在は、家の数も少なくなり小中学校は統合され、地区対抗の運動会もありません。
秋祭りも以前のようなにぎやかさはなくなり形だけのことが行われているようです。
以前のにぎやかなことを覚えている人は、現在の行事や家の数などを考えると寂しく感じてしまうのではないでしょうか。
今から何十年も経つと、もしかしたら人が住んでいる家もなくなっているかもしれません。
そのような状態になった時に、当時のにぎやかさを知らない人は、建物などが何もないところを指さしながら
「以前はここに多くの人が住んでいたらしいよ」などと話しているかもしれません。
ちょうど今の人が「平金鉱山」のことを話すような感じでです。
以前住んでいて、当時のにぎやかかさなどを知っているのであれば別ですが
そのようなことを何も知らない人にとっては、懐かしさなどは何もなく、ただ単なる昔のことに過ぎないのだろうと思います。
以前は賑やかだったのに、現在は住んでいる人が少なく、何十年かすると誰も住まなくなるような場所は
特定の場所で起きている特殊なことではなく、日本のあちこちで普通に起きていることのように思えてなりません。