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マクナマラの誤謬(ごびゅう) … 分析と効率化、ある天才の過ちの物語

2023-10-05話題 (その他・英語に関係ないもの)

※ この記事は英語とは全く関係ありません正しいという前提で読まなようお願いいたします

マクナマラの誤謬(ごびゅう) … 分析と効率化、ある天才の過ちの物語
※ 先日(2023年5月29日)にNHK の番組「映像の世紀 バタフライエフェクト」「ベトナム戦争 マクナマラの誤謬(ごびゅう)」を観た内容を元に記事にしています。
NHK’「ベトナム戦争 マクナマラの誤謬(ごびゅう)」の Web Page は ⇒ コチラ (外部のリンクが開きます)

何かを評価する時に、いろいろなことを数値化する傾向がないでしょうか。
この数値を過大評価したり、数値によって惑わされていたりしないでしょうか。
場合によっては、この数字を使って、自分の好む方向に人々を誘導しようとしている人はいないでしょうか。
消費税率を上げる時に、よく政治家が「ヨーロッパでは消費税率が〇〇パーセントなんです。日本も同じぐらいにすべきだ」と、数字をあげたりします。
この時に、政治家は自分たちの主張に都合のいい数字は示しますが、都合の悪い他の国の所得や物価や暮らしやすさなどの数値はあえて取り上げないのです。
嘘は言っていないが、何かを判断するには十分と言えない情報量の時もあります。
私は、日ごろから、いろいろなことを数値化したり、その数値によって何かを評価しようとすることに疑問を感じることが多々ありました。
今回の「マクナマラの誤謬」という話題は、分析と効率化を考え、そしてその数字を過信して過ちを犯したある天才についての話です。

マクナマラの誤謬」のことを聞いたことがない人も少なくないと思われます
「マクナマラの誤謬」についてChatGPTに聞いてみました。NHKの番組を観ていない人もいると思います。良ければ参考にしてみてください。

下記の緑色の説明は ChatGPTによる「マクナマラの誤謬」の説明です。
マクナマラの誤謬(まくなまらのごび)は、アメリカ合衆国の政治家であるロバート・S・マクナマラが、ベトナム戦争において行った意思決定や戦略に関連して指摘される一連の誤りや誤った判断を指します。
マクナマラは1961年から1968年までアメリカ合衆国国防長官を務め、その間にベトナム戦争の方針や戦略を策定しました。しかし、後に彼の判断は誤りであったと広く認識されるようになりました。
マクナマラの誤謬の一つは、敵対する北ベトナムやベトコン(ベトナム解放民族戦線)との戦争の勝利を技術や数値に基づいて計算しようとしたことです。彼は兵力や爆撃の効果などを数値化し、
それに基づいて勝利の可能性を評価しました。しかし、戦争は単純な数値や計算だけでは予測できない要素が多く含まれる複雑なものであり、その結果、マクナマラの予測や計画は現実と乖離していたとされています。

また、マクナマラは戦争の長期化や米軍の兵力増強を避けるために、爆撃の範囲や激しさを制限する戦略を取りました。彼は「限定的な戦争」というアプローチをとり、戦争を抑制し、交渉のテーブルに戻すことを目指しました。
しかし、この戦略は北ベトナム側によって上手くかわされ、戦争は長期化しました。

さらに、マクナマラは戦争の進捗状況や成功の尺度として、敵の死傷者数や物資の破壊量を重視しました。しかし、これらの数値は戦争の本質的な成功や失敗を正確に反映していない場合があります。
戦争が市民の生活や社会に与える影響、政治的な要素、ベトナム人民の支持や抵抗など、より広範な要素を考慮する必要がありましたが、それが欠けていました。


このNHKの番組では、冒頭の部分で次のことが紹介されていました
生存率でを重視したところ、簡単な手術ばかりするようになり、重篤な患者の手術は避けるようになった
警察で検挙率を重視したばかりに、軽犯罪を取り締まり、凶悪犯罪を取り締まらくなった