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命令形 「~しなさい」「~しないでね」

2024-05-12

命令形 「~しなさい」「~しないでね (~するな)」
 
 [命令形]「~しなさい」「~しないでね」は誰に対して言っているのでしょうか
 それは、話している人「You(あなた)」に対して言っているのです。
 
[命令形]には[主語]がありません。もし[命令形]の[主語]が省略されていなければ、[主語]は You になります。
 下記の説明には、参考の文章を書いていますが、その文章の主語が全て You なのは、そういった理由からなのです。
 参考の文章から主語の You を削除して、
[動詞]を[原形]にしたのが[命令形]となります。
 
 つまり、
 [命令形]は、①[主語]がなくて、②[動詞]の[原形]で始まります
 [命令形]は、次の 1⃣~5⃣の5つのパターンを覚えましょう

 
 ※ ここより下の部分は 2022年11月01日に追加しました。
 
命令文を日本語にすると、次のようになります

 [肯定]「~しなさい」「~してね」
 [否定]「~するな」「~しないでね」
 
まず[命令文](命令形)のを覚えましょう!
 : [命令文](命令形)は、[主語]がなくて[動詞]の[原形]で始まる
 「ドアを開けなさい」「ドアを開けてね」は、Open the door. となります。
 丁寧に言う時は、最初か最後に please をつけます
  Please open the door.
  ㋑ Open the door, please.
   ※ 上記の㋑の文で door の後に「,」(コンマ)があるのは、door の後で少し間を開けていることを示しています。
 
   
 
□「~するな」「~しないでね」という [否定] の[命令文](命令形)の文章は、Don’t で始まります
 Don’t open the door. は「ドアを開けるな」「ドアを開けないで(ね)」という意味になります。
 
Be で始まる [命令文](命令形) もあります。
 Be quiet. (静かにしなさい / 静かにしてね)
 
 Be で始まる [命令文](命令形)は、[be動詞]を使う文の[命令形]になります。
 ※ [be動詞] と [一般動詞] について整理しておきましょう。
  ※ [be動詞] の超詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ open や study や play など、[be動詞]以外の [動詞]は [一般動詞] と呼ばれています。
 
   
 
Be で始まる [命令文](命令形) がわかりづらい場合は、次のようにすればわかりやすいかもしれません
 ① 最初に You are で始まる文をつくります。
  You are kind to old people. (あなたはお年寄りに親切だ)
 ② 次に、[主語] の You を削除し、areBe にしたら出来上がりです。
  Be kind to old people. (お年寄りに親切にしなさい)
   ※ old people の代わりに other people にすれば「他の人 / 他人」という意味になります。
  ・Be kind to other people. (他の人に親切にしなさい)
 
   
 
[be動詞]を使う[命令文](命令形)の「~するな」「~しないでね」という [否定] もやはり Don’t を使います
 Don’t be … という形で覚えてしまいましょう
 Don’t be late. は「遅れるな」「遅れないで(ね)」という意味になります。
 
 ※ [be動詞]を使う[命令文](命令形)もわかりづらいかもしれませんが、
  その打消しの Don’t be … という形は、特に最初のうちはわかりずらいかもしれません。
  ※ Don’t be … の例文を下の方にいくつか挙げましたので参考にしてみてください。
 
   

Don’t be … の例文
  高校生向けの例文も含まれます

 ・Don’t be absurd.
  ばかなことを言うな / ばかなことをするな
 ・Don’t be afraid.
  びくびくするな / こわがることはない
 ・Don’t be foolish!
  ばかなまねはよせ / ばかなことを言うな
 ・Don’t be idiotic.
  ばかなまねをするな
 ・Don’t be silly.
  ばかなことを言うな / ばかなことをするな
 ・Don’t be a fool!
  ばかなことをするな / ばかなことを言うな
 ・Don’t be ridiculous.
  ばかなことを言うな
 ・Don’t be noisy!
  騒ぐな / 静かに
 ・Don’t be a child!
  ばかげたまねをするな
 ・Don’t be so excited!
  そんなに興奮するな
 ・Don’t be long!
  ぐずぐずするな / さっさとやりなさい / 早く帰って̃きて̃ね
 ・Don’t be so nasty to me.
  そう意地悪するな
 ・Don’t be shy.
  しり込みしないで
 
Let’s+[動詞の原形]「~しよう」も [命令形]に分類されています。
 ※ Let’s がどの分類かはともかく、実際の例文をいくつかみて使い方に触れてみましょう
 例文の中には、高校生向けのモノも含まれていますので、自分のレベルに合わせて理解できればOKです。
 
 ・Let’s go to a movie.
  映画見に行こう
 ・Let’s try it again anyhow.
 とにかくもう一度それをやってみよう
 ・We’re ready, so let’s begin.
  用意ができたので始めよう
 ・Let’s break for lunch.
  仕事はここまでにしてお昼にしよう
 ・Let’s go for a drink.
  一杯飲みに行こう
 ・Let’s call it a day.
  今日はこの位にしておこう
 ・Let’s stay friends.
  友達のままでいましょう
 ・Let’s wait for the next train.
  次の列車まで待とう
 ・Let’s play a joke on him.
  彼をからかってやろう
 

 命令文(命令形)を日本語に訳す場合の注意点
 少し英語が上達してきたら注意してみてください。
 (命令形を習い始めの人は気にしなくてもいいです)

   英語の [命令形](命令文)を日本語に訳す時は、状況や誰から誰にいっているなど考えないと
  不自然な日本語になる場合があるので注意が必要です。
  例えば、運転免許証を見せるように言う時に英語では
  Show me your driver’s license. と言っても、
  警察が道路で検問している場合は「運転免許証を見せてください」と
  please がなくても「ください」を付け加えた方がいい場合があります。
  何回言っても免許証を出さない運転手には、「運転免許証を見せなさい」と訳した方がいい場合もあります。
  また、運転免許証を最近取得した友達に対しては「運転免許証見せて」や「運転免許証見せてよ」などと訳したりします。
 
 
□ [高校] [命令形]+ and「~しなさい、そうすれば」 / [命令形]+ or「~しなさい、さもないと」 [資料作成予定
 
 [動詞の原形]で始まらない[命令文] [高校] ⇒ コチラ
 
※ [命令形] は、何かを依頼する時に使います … 依頼に関する詳しい説明は ⇒ コチラ
 ※ [命令形] と [助動詞] must は関連しています …must「~しなければならない」の書き換え」の詳しい説明は ⇒ コチラ