訳し方のヒント [1]
□ 訳し方のヒント [1]
・※ この記事は中学生には、「ご参考」になります(興味があれば参考にしてください。覚える必要は特にないです)
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・・英文を読む時には、読んでまずだいたいの意味がわかることが大切です。
・特に東京都立の高校入試やTOEIC(トーイック)という英語の試験などでは、短い時間で多くの英文を読まなければなりません。
・英文(長文)を素早く読んで、だいたいの内容をつかむ能力が要求されます。
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・訳し方のコツ(テクニック的なこと)を覚えるのは、その後でもいいと思います。
・英語をそのまま日本語にすると不自然になる場合があります。
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□ 英語を訳した日本語が不自然な場合に自然な日本語にする技術の一つを紹介します
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・下記の ①、②で説明している順番で訳していきます。
・※ あまり意識しないでもできている場合があるかもしれませんが、意識して行うことが重要です。
・※ 全ての英文で使えるわけではありませんが、覚えておくとお得です。
・※ 理屈を覚えてしまえば簡単です。
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・①
動詞の意味を反対にする。
・・英文で使われている[動詞]を日本語にする時にあえて反対の意味に訳します。
・・※ このままにしておくと、訳した日本語が英語と反対の意味なってしまうため、次の②が需要になってきます。
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・②
肯定は否定に、否定は肯定に変える。
・・a) 英文に not (もしくは not の意味)が入っていれば、日本語を not が入らない意味にします。
・・b) 英文に not (もしくは not の意味)が入っていなければ、日本語には not の意味を入れて訳します。
・・・※ この ② の作業で英語と日本語の意味を同じにすることができます。
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・□ 試しに、次の英文を日本語にしてみましょう
・・英文: I could not believe my eyes.
・・・・・※ could [助動詞]: can の過去形 [② L-08]
・・・・・※ believe [動詞]: 信じる [② 付録]
・・・・・※ eye [名詞]: 目
・・直訳: 私は(私の)目を信じることができなかった。
・・・次に上で説明した技術を使って日本語にしてみましょう
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・・・① [動詞]が「信じる」なので反対の「疑う」にします。
・・・② b)英文に not が入っているので not を除いて日本語にします。
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・・訳(改): 私は(私の)目を疑った。
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・・※どうでしょうか。テクニックを使って訳したものの方が、日本語でよく聞く表現ではないでしょうか。
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・□ 他の例
・・英文: Please remember to lock the door.
・・・・・※ remember [動詞]: 覚えている、思い出す [③ L-01]
・・・・・※ lock [動詞]: かぎをかける [③ L-06]
・・・・・※ [不定詞]… to + [動詞]の[原型] が使われています ⇒ [不定詞の詳細]は コチラ
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・・直訳: ドアにかぎを掛けるのを覚えていてね。
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・・・次に上の説明の技術を使ってみましょう
・・・① [動詞]が「覚えている」なので反対の「忘れる」にします。
・・・② a)英文に not が入っていないので not をつけて日本語にします。
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・・訳(改): ドアにかぎをかけるのを忘れないでね。
・・・・・⇒ 忘れないでドアにかぎをかけてね。 (別な技術を使っています ⇒ コチラ)
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・・同じように、英文の Stay home. は、直訳で 「おうちにいてね」とも言えますが、
・・「家にいる」の反対の「出かける」にし、not をつけて訳して「出かけないでね」(改)とも言うことができます。
・・どちらの日本語にするかは、どういう時に使うかや、聞いた印象 などによっても変わってきます。
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・・日本文: 早く寝ないと起きられませんよ。
・・・・・※ そのまま英文にすると下記のように言うことができます。
・・・・・・If you don’t go to bed soon, you can’t get up.
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・・・・・▢ 次に、このテクニックを使って英文にしてみます。
・・・・・・① 日本語の中に not が入っているので、英語には not を入れません、
・・・・・・②「早く寝る」となっているので、英語では、逆の「遅くまで起きている」の stay up late にして英文にします。
・・・・・・・If you stay up late, you won’t be able to get up next morning.
・・・・・・・※ 前半部分に注目してください。後半は can の代わりに will not be able to を使ってみました。
・・・・・・・・ next morning (翌朝) も最後に追加してみました。
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・・・※ STAY HOME ⇒ コチラ