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会話

I gotta go. 「もう行かなきゃいけないんだ」
 
 2023年12月に大谷翔平さんがNFLラムズ―セインツ戦を観戦の際に、サインを断る時に言った言葉です。
 サインを求める声に限りなく応じることはできないので、どうしてもどこかで断る必要がでてきます。
 今回、その断る時に使った表現が I gotta go. のようなのです。
 「この言い方は結構英語喋れる」ということで話題になったようです。
 
 ポイント
  I gotta go. は 「もう行かなきゃいけないんだ」という意味になります。
  どうして、この英文がこの意味になるかを理解するにはいくつかのポイントがあります。
  置き換え
   〇 have = have got
    have を have got ということがあります。
    ※ イギリス英語では、特に会話では have の代わりに have got を使うことがよくあります。
   ・ I have got a car. = I have a car.
     車を持っています
    ※ 会話でよく使われるので、通常は短縮して I’ve got a car. と言います。
 
  置き換え
   〇 have to = have got to
    have to を have got to ということがあります。
   ※ have = have got なので、have to = have got to となります。
   ・I have got to go now. = I have to go now.
    行かなければなりません
    ※ 会話では通常短縮して I’ve got to go now. と言います。
 
  省略
   特にアメリカ英語の会話では 、have を省略して言います。
  ・I have got to go now. ⇒ I got to go now.
 
  実際の聞こえ方
   got to を速くいうと、gotta という感じに聞こえます。
   ・I got to go now. ⇒ I gotta go now.
   ※ これは、あくまでも会話の中での話です。
    通常、Mail や 手紙などで gotta を使うことはありません
    ただし、実際に話した言葉を文章で表す時に I got to go now. を
    実際に聞こえた響き(ひびき)に近づけるために、I gotta go. と書くことがあるのです。