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アメリカ英語・イギリス英語

[高校]
テイクアウトしたものは持ち帰ろう


・・2020年04月に、ネットで「ノルウェーのマクドナルドが、ゴミのポイ捨て抑止キャンペーンをしている」という記事を見かけました。
客さんが公共の場にポイ捨てしたマクドナルドのゴミの写真を背景に、「Take away your take away(テイクアウトしたものは持ち帰ろう)
というメッセージを伝えている … という内容でした。

ここで、注目したいのがが、その記事では日本語では「テイクアウト」と書かれているのに、英語では Take away と書かれている点です。
実は「持ち帰る」や「持ち帰り」は、アメリカ英語では take out と言いますが、イギリス英語では take away と言うのです。
私が英国で生活していた時も、「持ち帰り」には take out ではなく take away という表現を使っていました。
Chinese Take Away (中華料理の持ち帰り) とか Indian Take Away (インド料理の持ち帰り)は英国でも人気のある持ち帰り料理でした。
※ 英国で中華料理店やインド料理店をよく見かけるのは
、英国が以前植民地化していた関係で中国系やインド系のイギリス人が多いのも関係していると思われます。
アメリカ英語を使うか、イギリス英語を使うかは、アメリカとイギリスとどちらの国と関係が近いか … などによります。
個人的な好みやつながりなどは別として、日本全体として考えた時はイギリスよりアメリカの方がいろいろな面で関係が近いようです。
ノルウェーは、広告に take away が使われていることを見ても、アメリカとの関係よりやはりイギリスとの関係の方がより近いのでしょう。