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■ be able to [中学][高校]

2024-05-13

be able to ※[注意] 高校以上で学ぶ内容も含まれています
 中学では、「can と be able to は、ほぼ同じ」と考えてください。ただし、[助動詞] を二つ続けたい場合など、canが使えない場合があります
 
be able to を使うのは次の2つが考えられます
  can が使えない場合に使います。
  can には、現在形の can と、過去形の could があるのみです。
  特定の状況で何かが起こった時に、was able to / were able to を使います (1度きりの状況)
  ※「何とか…した」というニュアンスがでます… 代わりに managed to [高校] を使うことができます(この場合 could は使用できません)。
  ※ この場合でも、否定形は通常 couldn’t を使い通常 wasn’t able to / weren’t able to は使いません

教科書の例
 ・In these events, we were able to see Brazilians’ love for sports and soccer in particular.
  これらの大会で、私たちは、ブラジルの人たちがスポーツ、とりわけサッカーを愛していることを知ることができました。
 ・I have a dream that one day … Our little black boys and black girls will be able to join hands with little white boys and white girls as sisters and brothers.
  「私には夢がある。いつか、私たちの幼い黒人の少年少女が、幼い白人の少年少女と、姉妹や兄弟として手をたずさえることができるという夢が。
 ・With their support, he was able to go back to school and study.
  その人々のサポートを受けて彼は学校にもどり、勉強することができるようになりました。
  ※ 助動詞を二つ続けることはできないので、後ろの can の形を変えて be able to を使っています。
  ※ 下記で説明する「何とか学校に戻り勉強することができた」というニュアンスが出ています。

の例
・Rikako can swim. (璃花子は泳ぐことができます) ⇒ I will be able to swim next year. (私は来年には泳ぐことができるようになるだろう)
  [助動詞]を二つ続けて、will can と言うことができません後ろの助動詞を違う形にする必要があり、will be able to とします。
 ※ will can の順番について ⇒ コチラ
・Tom can come tomorrow. (トムは明日来ることができる) ⇔ Anne may be able to come tomorrow. (アンは明日来ることができるかもしれない)
 ※ [助動詞]を二つ続けて、may can と言うことができません ⇒ 後ろの助動詞を違う形にする必要があり、may be able to とします。
・I can’t sleep. (眠れない) ⇒ [高校] I haven’t been able to sleep recently. (最近眠ることができていない)
 ※ [現在完了形]と[助動詞]を続けて、haven’t can と言うことができないので、can を別な形に代えて、haven’t been able to とします。
・Can you speak any foreign languages? (何か外国語を話すことができますか)
  X Are you able to speak any foreign languages?[この言い方は一般的でないので使わないでください]
   能力を表す can の代わりに be able to を使うことは可能ですが、一般的ではありません。 
    be able to を使うことが可能と言うだけで、be able to を使う特別な理由がなく表現も長くなるのでわざわざ使用する意味がありません使わない方がいいです
 
[助動詞]を二つ続けるのは NG (ダメ)なのです

 それでは、どうしたらいいのでしょうか。
  

 後ろの [助動詞] の形を変えればいいのです。
  
 
・  
 
 後ろの[助動詞] canbe able to という形に代えて、will be able to とすれば OK です。
 
will の後ろが is able to でなく、be able to なのは、[助動詞] の後ろの[動詞] は [原形] にしなければいけないからなのです。

  

can / couldbe able to使い分け [高校]
 Kei is an excellent tennis player. He can beat anybody. Kei and Tom had a game of tennis last week. Kei could beat him easily as usual.
 Yesterday they had a game again, but Kei had a cold and was able to beat Tom. (… and managed to beat Tom. と言うこともできます)
 圭はテニスがかなり得意です。圭は誰にでも勝つことができます。圭とトムは先週テニスの試合をしました。圭はいつも通り簡単にトムに勝ちました。
 二人は昨日再び試合をしましたが、圭は風邪をひいていたが、なんとかトムに勝つことができました
 ※ 上記の例で、難なく勝つことができる場合(できた場合)は、cancould を使います
 ※ 一方、was able to / were able to を使うと「何とか…できた」というニュアンスが出ます
 ※ win と beat [人] ⇒ コチラ
 
  
の例 [高校生向け]
・The fire spread through the building quickly but everybody was able to escape. [=… everybody managed to escape.]
 火事はアッと言う間にビルに燃え広がったが皆何とか逃げることができた
・They didn’t want to come with us at first but we were able to persuade them. [=… we managed to persuade them.]
 最初のうち彼らは我々と一緒に来たくないと言っていたが、我々は何とか彼らを説得した

 
過去の特定の状況 (1回きりの出来事)では could より was able to / were able to が使われます
 しかしながら1回きりの出来事でも否定形の場合は、通常 couldn’t を使い was not able to / were not able to は使いません
 過去の否定の場合は couldn’t のみを使えばいいと覚えておけば、実際に使う時も迷わなくて済みます


1回きりの出来事でも was able to / were able to ではなく、could が使える場合 [高校]

A: 特定の動詞と共に [see, hear, taste, feel, smell, understand, remember, guess]
 ・I could smell something burning. (何か燃えているのが臭いでわかった)
 ・ I could understand everything Bob said. (ボブが言った全てを理解できた)
B: 打消しの意味合いを持った hardly や only 等の単語と共に
 ・She could hardly believe her eyes. (彼女はほとんど自分の眼を信じることができなかった)
 ・I could only get two eggs. (私は卵をたった2個しか手に入れることができなかった)
C: 従属節の中で使用
 ・ I’m so pleased that you could come. (君が来ることができて私はうれしい)

助動詞一覧
 ・will ⇒ コチラ
 ・can ⇒ コチラ
 ・may ⇒ コチラ
 ・must ⇒ コチラ
 ・should ⇒ コチラ
 ・shall ⇒ コチラ
 ・be going to ⇒ コチラ
 ・be able to ⇒ 本ページ
 ・依頼の文 (お願いする時に使う表現) ⇒ コチラ

[助動詞]の簡単なまとめ
  ※ こちらも参照 ⇒ コチラ
▢ [助動詞]は[詞]をける[品]
▢ [助動詞」の後ろは[動詞]の原形(-s をつけたり-ing形や -edはダメ)
▢ [助動詞]が含まれる文章の 疑問文否定文を作るには、[お助けマン]は不要。
  ※ [お助けマン]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 疑問文 ⇒ [助動詞]を[主語]の前に移動
  否定文 ⇒ [助動詞]に not を付ける(短縮形あり)